消防功労者に対する消防庁長官表彰の受章者が決まり、日高地方から唯一、功労章に御坊市消防本部の玉置憲一消防長(62)が選ばれた。玉置消防長は火災ゼロと安全で安心して暮らせるまちの実現を目指して地域の消防力向上に尽力。3月8日、東京都港区のニッショーホールで表彰式が行われる。
 表彰は消防の職員や団員らを対象に、防火思想の普及、消防施設の整備、その他の災害の防御に関する対策、消防教育の実施に功績があった人をたたえる功労章と永年勤続功労章があり、本年度は県内から功労章を3人、永年勤続功労章を46人が受ける。同市からの功労章受章は4人目。
 玉置消防長は昭和48年4月に消防士を拝命し、総務課を中心に勤務。平成20年10月に同課課長となり、24年4月から消防長を務めている。「組織づくりは人づくり」をモットーに、消防内では積極的に若手職員の人材育成に努め、防火思想の普及では市内の保育園や幼稚園で幼年消防クラブの発足を推進。消防団との連携強化を図るとともに、市民に対する防火啓発に力を入れている。
 昨年は市の消防本部と署が発足60周年を迎え、消防団は全国消防操法大会に初出場。「人との出会い、出来事に恵まれてました」と笑顔を見せ、受章に「限られた人しかもらえない章。導いてくれた先輩や同僚らのおかげで、感謝しなければなりません。章に恥じないよう自覚を持ち、これからも職務に励みたい」と話している。