県警は23日、インターネット上の有害情報などを通報する「サイバー防犯ボランティア」として、和高専コンピュータ部(児島小太郎部長・部員15人)を委嘱した。任期は1年間で、昨年に続き2年目となる。
 警察が、学生と協働で安全で安心なサイバー空間の実現を目指そうと昨年から始めた取り組みで、同校が昨年第1号で委嘱を受けた。
 委嘱式には県警からサイバーセキュリティ担当参事官で生活環境課の楠山隆課長ら、同校からは角田範義校長、児島部長(有田市)、部員の椋梨廉さん(海南市)、後藤香奈さん(高石市)が出席。最初に楠山課長が生活安全部長からの委嘱状を伝達し、「スマホなどの普及によりサイバー犯罪に巻き込まれるリスクが高くなってきている中、今回の委嘱は極めて重要。警察とともにサイバーパトロールによるサイバー空間の浄化活動を」と協力を呼びかけるメッセージを読み上げた。児島部長は「部や部員の普段の活動でネットやSNSを多く利用するので、積極的に協力していきたい」、角田校長は「実際の活動を通じて学べる機会は貴重。学生の能力を生かして、皆さんの力になれば」と話している。
 ボランティア活動の一環として3月9日午前11時からオークワロマンシティ御坊店前で県警とともにサイバーセキュリティの啓発活動を行う。
 県警では近畿大生物理工学部の大学生11人にも同様の委嘱を行っている。