昨年11月に大阪市で行われたボクシングの東洋太平洋スーパーウエルター級タイトル戦で勝ってチャンピオンになった同市浪速区、井岡弘樹ボクシングジム所属の大石豊選手(31)が8日、以前から交流のあるみなべ町清川の本誓寺「ふるさと道場」を訪れて赤松宗典館長(68)に勝利を報告した。7、8年前から同道場で合宿を行っており、「清川は心の癒やしの場」とベルトを手に笑顔を見せた。
 大石選手は知人を通じて赤松館長と知り合い、以前から大会前などに合宿場所としてふるさと道場を利用している。昨年9月にも訪れ、練習に励んでから11月のタイトル戦の大一番へ。細川貴之選手に判定勝ちし、新チャンピオンに輝いた。
 大石選手は8日にふるさと道場を訪問し、赤松館長にベルトを手に勝利報告。「大きな大会前にはふるさと道場を利用させてもらっている。周辺には都会にはない坂道などがあり、足腰を鍛えるトレーニングにちょうどいい。自然豊かな山や澄み切った空気の中で、気持ちがリラックスできる」と述べ、赤松館長は「タイトル戦は会場で応援させてもらった。両者互角の戦いだったが、よく勝ってくれた。この道場に若い人たちが訪れてくれてとてもうれしい」と話した。
 大石選手は4月22日に大阪市で行われる防衛戦に向け、同じジムの7人と一緒に8日から12日まで同道場で合宿中で、「次の防衛戦に勝って世界に向けて挑戦していたい」と意欲を見せていた。