大栄環境㈱(和泉市)が御坊市塩屋町南塩屋の森岡地区に建設していた産業廃棄物のリサイクル施設と県内初の民間管理型最終処分場「御坊リサイクルセンター」の内覧会と竣工祝賀会が27日、現地で行われた。最終処分場は県内最大の埋め立て容量を誇り、順調に進めば2月中にも操業を開始する。同社の金子文雄社長は「御坊、和歌山になくてはならない施設にしていく」と決意を示した。
 来賓や地域住民、工事関係者ら約150人が出席。完成した中間処理施設と最終処分場を見学し、処理能力や安全性の説明を受けた。正午からは施設内で竣工祝賀会が開かれ、金子社長は「大栄環境として20カ所目の事業拠点が完成できたのも、地元森岡地区をはじめとする多くの皆さんの理解と協力のおかげ」と感謝し、「皆さんの恩に報いるため確実に事業を実施し、『触れ合い、感謝、オープン』をモットーに御坊、和歌山にとってなくてはならない施設になるよう頑張る」と力を込めた。来賓の仁坂吉伸知事は「立派な施設ができて、これから地域の役に立っていくことを考えると感無量」、御坊市の柏木征夫市長も「地元の協力と、建設に当たって地域の不安に対する大栄環境の対応に感謝します。今後も力添えをお願いします」と祝辞を述べた。
 施設は平成18年5月に地元森岡区が誘致決議を行い、19年10月から行政手続きを開始。25年3月に事業許可が下り、平成26年11月に着工。2年余りかけて完成した。リサイクル施設は、廃プラスチック、紙くず、金属くず、ガラスくずなど8種類を受け入れ、再資源化する。リサイクルが困難な廃棄物は管理型最終処分場に埋める。面積は6万5423平方㍍、容量は137万5441立方㍍で県内最大となる。最終処分場は5重構造の遮水シートや漏水検知システムを導入しており、雨水の調整池も整備し万全の安全性を確保している。処分場は約15年で満杯になる予定となっている。