日高川町で農業に携わる女性でつくる日高川町ノーカ女子会(藏光綾子会長)は、地元の特産野菜や果物を乾燥させたドライフルーツ・ベジタブルを試作。乾燥させただけでなくドーナツやチュロスに練り込んだ商品も開発しており、2月5日に農改センター周辺で開かれる第11回農業祭で販売。同会では「作物の新しい使い方を知ってもらいたい」と話している。
 ノーカ女子会は若手農家女子が集まって生産、加工、販売に関する情報を共有して農業の向上に貢献しようと、平成27年に発足。メンバーは6人。定期的に講習会や研修会を開いている。
 研修では、地元作物をその時々の流行の方法で調理しており、昨年4月からはひそかなブームとなっているドライフルーツ・ベジタブルに着目。数時間でドライ状態に出来る乾燥器を使って果物や野菜など20種類を試作。ドライにすることで保存がきくようになり、季節外の作物が提供できるようになるほか、味が凝縮され濃くなることを確認。味が良かったものを商品にし、カキやイチジク、ミカンはそのままドライフルーツとして、ゴーヤやミニトマトは細かくしてチュロスに。ドライミニトマト入りのコンソメスープも試している。
 これらの商品は農業祭でブースを設けて販売。藏光会長は「チュロスは味が強すぎず、さわやかな感じに仕上がりました。乾燥させることでゴーヤなど季節でない作物も商品にできるようになりました」と話し、今後同会として農業祭以外での販売は考えていないが「これからも種類を増やし、地元の野菜や果物を広めていくとともに、多くの人に新しい利用方法を知ってもらえれば」と話している。