みなべ町の中学生を日本体育大学に派遣する事業が14・15日に行われ、生徒22人が五輪メダリストの講話を聴いたり、ラクロスを体験したり、トップレベルの指導者からトレーニング指導を受けたりして交流した。平成27年に同町と同大学で締結した「スポーツ・健康に関する協定」に基づいて実施。参加した中学生たちは「本当にいい勉強になった」と話し、有意義な2日間となった。
協定には「相互の学校・施設での教育研究や課外活動、教職員や学生生徒の交流などに協力する」との内容が盛り込まれている。昨年はロンドン五輪の日本女子体操代表選手で日本体育大学児童スポーツ教育学部助教の田中理恵さん(岩出市出身)が同町を訪れ、講演や園児を対象とした体操教室を開いた。
今回は、希望した中学生1・2年生が参加。初日はソウル五輪の柔道男子65㌔級銅メダリストで同大学の山本洋祐准教授が「あいさつや礼儀など普段の生活が人間力を高める。そうした力はスポーツにも生かされる」などと講話。柔道部員らを交えてマット運動や受け身などの指導も受けた。安達瑞保助教から栄養学についてのアドバイもあり、スポーツに適した効果的な食事の摂取方法を学んだ。
2日目はラクロス体験。クロスと呼ばれる、先に網のついたスティックでゴム製のボールを奪い合い、相手陣のゴールに入れて得点を競う競技で、近年人気が高まっている。中学生はボールのパスや投げ方を教わり、シュートなどに挑戦。早速ミニゲームを行い、体験する機会の少ない競技を楽しんだ。そのあとトレーニング方法についてスポーツトレーニングセンターの関根悠太助教らの指導を受け、実際にベンチプレスを使って体づくりにも取り組んだ。
派遣団の団長を務めた植野優華さん(南部中2年)は「オリンピックのメダリストから講話を聴けたり、大学生から実技指導など受けたりして、本当に勉強になった」と話していた。

