日高高校(上田優人校長)の生徒9人は12日から17日までの6日間、スーパーグローバルハイスクール(SGH)の一環でミャンマーを訪れた。現地では地元御坊市の企業、紀南電設㈱とJICA(国際協力機構)の無電化地域への太陽光パネルによる電力供給の取り組みを見学。生徒たちは地元企業の世界での活躍に「地域に誇りを感じた」と話している。
 電力供給は紀南電設などが平成26年から進めている取り組み。ミータイ村とアタヤゥン村の約350軒を対象にソーラーパネルで発電し、電力を供給しているプロジェクト。事業期間はことし12月31日まで。
 生徒らはミータイ村を見学。事業はほぼ完了しており、各家庭に電気が供給されている様子を見たほか、同行した同社従業員から取り組みについて説明を受けた。生徒の1人、森本みゆきさんは「事前学習はしていましたが、実際行ってみると日本の弥生時代のような家がたくさんあり驚きました。道路には石があり、また毒蛇も出るようですので、街灯や薬を保管する冷蔵庫など電気の大切さを実感。こういった重要な国際協力プロジェクトに身近な企業が加わっていることを誇りに感じました」と話している。
 このほかヤンゴン市や外国企業が進出しているティラワ経済特別区などを見学したほか、ヤンゴン市のカマユ第2高校生との交流も行った。生徒たちは「都市部と村では貧富の差を感じた」「アジア最後のフロンティアと呼ばれるミャンマーの経済成長を目で見て実感できた」「多民族国家なのでさまざまな人が暮らしていた」「村では男性優位な感じがした」などと感想を話していた。
 SGHでの海外派遣はミャンマーが最後。これまでインドネシアとカナダにも生徒を派遣している。
 ミャンマー派遣メンバーは次の皆さん。
 土井卓真、田口遼、森本みゆき、橋本和奈、角田梨花(以上2年)、東直季、上平裕次郎、津井田泰信、狩谷朱音(以上1年)