今月5日から11日までの県内のインフルエンザの定点当たり報告数が1・98人となり、流行の目安となる1人を超え、流行シーズンに入った。
 県全体の定点医療機関は50で、同期間中の患者報告数は99人。保健所別に最も多いのは和歌山市の47人、次いで田辺の36人、新宮の9人、串本5人、岩出と湯浅が1人となっており、御坊、海南、橋本は0人だった。
 流行シーズン入りは昨季の年明けの第1週(1月4~10日)と比べると1カ月早いが、ほぼ例年並み。県健康推進課は「今後、感染が急速に拡大する可能性があるので、県民の皆さまにはインフルエンザに対する正しい知識に基づき、予防対策に努めていただきますようお願いします」と呼びかけている。