先日、比井崎漁協のナマコ育成の取材で漁船に乗せてもらった。もともと自分の船酔いが激しいのは分かっていたが、「短い時間なので大丈夫」とたかをくくって乗船。しかし、ものの5分もしないうちに頭がフラフラ、そして少しずつ高まっていく吐き気。乗り物酔いする人は理解してくれるだろうが、この苦しさは何とも言い難い。ひと通り取材が終わって、関係者にご無理を言って下船させてもらったが、思わずトイレに駆け込みおう吐。この日は夜寝るまでずっと気持ち悪さが続いた。全く情けない話だ。
この機会にインターネットで酔い止めの対策をいろいろ調べてみた。飲み薬は効果的で、大型客船だと注射を打ってくれたりもするが、中には全く効かない人もいるそうだ。下を見ずに遠くを見るというのもいいらしいが、個人的にはいま一つ。海外では体に張る「船酔いパッチ」なるものがあるが、取り扱いが難しいため日本では販売されていないのが残念。ちなみに筆者の経験からすると、「船酔いになる前に酔っておけ」。つまり、乗船前にすでにビールなどでほろ酔いになっておくのである。個人差があるのでおススメはしないが、恐らくアルコールで船酔いの原因となる「三半規管」がマヒするのだと思う。ただ、ほろ酔いではなく、二日酔いの状態で船に乗ると、気持ち悪さが激増するので要注意。あと、少々強引だが、「慣れるまで耐えろ」というのがあり、何回か乗っているうちに船酔いしなくなるらしいが、そこまで耐える自信はない。
いずれにしても実は筆者、酔い止めの薬がよく効く。要するに今回の船酔いは自分の準備不足が招いた結果。何につけても備えあれば憂いなしである。 (吉)

