2013年に和食がユネスコの無形文化遺産に登録され、外国人らに日本食が人気だという。日高地方に留学で訪れている外国人に聞いてみても、社交辞令的な面もあるかもしれないが、「日本の食事はおいしい」という声をよく聞く。
 インターネットのサイトでは、寿司、焼き肉、ラーメン、天ぷらなどが人気。逆に苦手なのは塩辛、納豆、生卵など。当地方特産の梅干しも苦手料理にランキング入りし、外国では罰ゲーム的なメニューにもなっているという。しかし、それは白干しの梅干しをそのまま食べた場合の話であって、おにぎりや茶漬けに入れて食べると違った感想になるのではないだろうか。梅干しと一言で言ってもいろんな食べ方がある。
 みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会は去る14・15日に中国の上海などを訪れ、梅の販路拡大調査を実施。昨年12月に世界農業遺産に登録された「みなべ・田辺の梅システム」を活用して海外に市場を広げたい考えだ。現地では梅の機能性やダイエット効果の美容についてアピールした。日本国内では食生活の変化で梅干しの需要が減少する一方だが、海外に販路が広がれば、消費拡大に大きくつながる。
 中国でも梅製品はある。砂糖漬けしたような菓子で、日本で販売されている梅製品とはまったく別物。食べたこともあるが、チョコレート味のような物もあった。印象としては種がそのままの形で入っていて食べづらい。味も筆者は苦手だが、中国ではかなり売れているそうだ。それならば、中国で販売されている梅製品を日本でアレンジして外国向けの商品にするのも1つの方法ではないか。郷に入れば郷に従わなければいけない。 (雄)