JOCジュニアオリンピックカップ・全日本ジュニア柔道体重別選手権大会は10、11日に埼玉県立武道館で開かれ、印南町西ノ地出身で京都文教高校1年の久保井仁菜選手(15)が女子44㌔級で見事優勝。男女全階級で唯一全対戦1本勝ちを収め、自身初の日本一に輝いた。同大会15歳での優勝は男女初。
男女各8階級個人戦トーナメント。女子44㌔級は19人が争い、久保井選手は1回戦不戦勝。2回戦は東京女子体育大学3年の選手に一本背負いで技あり後、縦四方固めで合わせ技1本勝ちを収めた。3回戦は白鵬女子高校2年の選手に縦四方固め、準決勝は環太平洋大学1年の選手に崩れ上四方固めで1本勝ち。決勝は夙川学院中学校3年の選手から肩固めで1本を奪って勝利した。
得意の寝技を駆使して安定感抜群の戦いを披露。インターハイやシニア大会では最軽量の48㌔級に出場しており、今回の44㌔級では力強さも光った。地元クラブの久保井塾出身で美浜町の松洋中学校卒。「全国大会で初めて優勝することができてうれしいです。今回の大会には多くの方が応援に来てくれ、おかげで最後まで自分の柔道をして勝つことができた。期待に応えられて本当によかった。これからは全国のライバルたちが、私の得意な寝技を研究してくるので勝つのは大変になると思うけど、いま以上に精進して頑張ります」と笑顔を見せ、中学時代の恩師、三原史也さん(31)は「オール1本(勝ち)で立派な戦いぶり、自分の柔道を貫いていた。シニアの48㌔級でも勝てるように力をつけてほしい」と話していた。

