海上自衛隊由良基地分遣隊の隊長離着任式が1日に同所で行われ、新隊長に3等海佐の澤井正明氏(53)=奈良県出身=が着任した。
 最初に前隊長の太田耕治氏(54)=大分県出身=が退任のあいさつを行い、新隊長に事務の引き継ぎなどを行った。このあと「軍艦マーチ」と「蛍の光」の曲が流れる中、隊員が整列して帽子を回す「帽振れ」で、太田前隊長を見送り。澤井新隊長は分隊点検、隊内点検を行い、隊員を前に「勤務方針として『君が隊長』を掲げる。そのため2つの心構えを持ってほしい。1つは自己の職責に全責任を負え。当然、責任は私にあるが、それぐらいの心構えを持てるよう、知識、技能を高めてほしい。2つ目は高いレベルでの相互協力。チームワークでさらなる高みを目指してほしい」と訓示した。
 澤井新隊長は昭和57年4月に採用。各種艦艇の航海長、船務長、第1術科学校教官などを経て、昨年3月から多用途支援艦「ひうち」の艦長を務めていた。由良町には自衛隊の仕事の関係で三十数年前に来たことがあり、「懐かしい思い」と話していた。