御坊市内の介護事業所等でつくる介護サービス事業者連絡協議会(木下誠弘会長)は、介護の仕事をもっと身近に感じてもらおうと、11月6日に御坊市立体育館で初の「ごぼう介護フェア」を開催することを決めた。福祉用具等の展示スペースや療養食試食、リハビリ実演、認知症対応の寸劇などを計画。介護のやりがいなどをアピールし、深刻化する人材不足解消につなげていく。
 市内の各事業所が集まり、それぞれが抱える課題を共有し、解決へ向けて互いに協力していく体制を整えようと、昨年8月に同協議会が発足。居宅介護、訪問、通所、福祉用具、施設の5部会に分かれて定期的に会議を開いて意見交換を重ねている。この中で、各部会共通の課題としてまず挙げられたのが介護職員の人材不足。各事業所とも人材確保に苦慮しており、もっと介護の仕事に関心を持ってもらえる機会をつくろうと、介護フェアを開催することになった。7月に訪問サービス部会が中心となってミニ介護フェアをオークワロマンシティで開いたが、協議会全体での大がかりなイベントは初めてとなる。
 イベントスペースでは、福祉用具や介護利用者の作品をパネルで展示するほか、高齢者疑似体験、喫茶、子どもが遊べるキッズコーナー、とろみ食等の療養食試食などを計画。各事業所はブースを設けて介護相談や施設入所相談を受け付ける。ステージでは、事業所職員のリハビリ実演、認知症の人に対する関わり方を実演する寸劇、利用者によるカラオケなどの案を練っている。来年度につなげるための来場者アンケートの実施などを予定しているが、具体的な内容は今後話し合って決めていく。事務局の市介護福祉課では「介護のことをもっと知ってもらい、人材確保のきっかけにしたい。そのためにも多くの人に来てもらいたいので、これから内容をじっくりと検討していきたい」と話している。