日高地方の秋祭りのトップを飾る印南町山口、印南両八幡神社祭礼「印南祭」(10月2日本祭り)へ向け、氏子各組では早くもならし(練習)がスタート。獅子舞などの役を担当する子どもたちを青年団の若者が指導する姿が見られている。街中には笛や太鼓の音色が鳴り響き、祭り好きの印南っ子は早くもうずうず。ことしは平成23年以来5年ぶりに日曜日の祭礼となり、例年以上の人出でにぎわいそうだ。
 ならしは8月下旬から9月上旬にかけて各地区でそれぞれスタートする。光川地区では29日から始まり、コミュニティーセンターには子どもと青年団が集まって、熱のこもった練習が続いている。ことしは太鼓が石橋希聖君(印南小1年)、太鼓の表で踊る「へらまわし」は片山紫音君(同)、獅子舞は東紋秀君(印南中1年)と森雄也君(同3年)が担当。ことしが初めての子どももおり、青年団員は手取り足取り指導していた。ならしは9月末まで続く。祭り好きの男性は「ならしが始まると秋を感じる。本番が待ち遠しい」と話していた。
 印南祭は、山口八幡神社と印南八幡神社でそれぞれ同じ日に行われる2つの祭りの総称。山口八幡は浜、地方、津井、西山口、名田町楠井、上野、野島の7地区が氏子。印南浜での屋台やのぼりの激しい競り合い、雑賀踊り、のぼり差しなど見どころがいっぱい。印南八幡は本郷、宇杉、東山口、光川の4地区が氏子。全国的にも珍しい印南川へのお渡り(川渡御)、400年以上の歴史がある東山口区の重箱獅子などがある。