第39回全日本おかあさんコーラス全国大会が27、28日、青森市のリンクステーションホール青森で開かれ、関西支部代表で印南町を拠点に活動する女声合唱団「コア・ブレーメン」=写真=が「おかあさんコーラス賞」を受けた。
 全国の63団体が出場し、2日間にわたって順に歌声を発表。コア・ブレーメンは早田和さんの指揮、早田咲さんのピアノ伴奏で、初日18番目に登場し、星野富弘作詞、なかにしあかね作曲の「よろこびが集まったよりも」「今日もひとつ」の2曲を披露した。メンバー21人が心を一つに練習の成果を発揮。美しいハーモニーを響かせ、詩の「言葉」や歌の世界観を表現した。
 コア・ブレーメンは平成3年結成。「仲良く、楽しく」を大切に活動している。全国大会への出場は20年以来8年ぶり2回目。前回と同じ賞を獲得し、指揮の早田さんは「練習通り気持ちよく満足の演奏でした。全国の大きな舞台で他の素晴らしい合唱団と同じステージに立ってうたえたことは今後の活動に大きな励み。これからも30周年に向けて頑張りたい」と話していた。
 コア・ブレーメンの団員は次の皆さん。
 ソプラノ=石橋由紀(団長)、久保井千代、久保田喜久子、周家恵美子、鳴神ゆり子、原千恵、山根智栄美、湯川久仁子、脇野かほり▽メゾソプラノ=爰川依子、坂口明子、﨑本恭子、滝口和枝、龍田精子、畑操、宮本浩子▽アルト=梅本和代、田中喜代子、田中真奈実、中畑三恵、古田朗子