第32回わんぱく相撲全国大会(公益財団法人日本相撲協会、公益社団法人東京青年会議所主催)は先月31日に東京の両国国技館で開催。小学4年生の部で杉本智斗勢君(野口)が見事準優勝を決めた。5年生の部では前田哉君(名田)がベスト16。6年生の部の井口陽登君(切目)と3人で構成する御坊チームでは団体6位に入賞した。日高地方からの入賞は平成2年以来26年ぶりで、関係者の喜びもひとしお。
全国の予選を勝ち抜いたちびっこ力士が集結し、各部門で131人が出場。杉本君は年少児の頃からわんぱく相撲御坊場所で優勝を続けており、2年生の時には白鵬杯でベスト16の成績。今大会は初めての出場で、「負ける気がしない」というほどしっかり稽古を積んで本番に臨んだ。尼崎の選手を押し出し、朝霞(埼玉県)の選手を突き落とし、茨城Aの選手を押し倒し、福井の選手を押し出しで破る快進撃を見せ、準決勝はこれまで勝ったことのなかった西出大毅選手(和歌山)との取組。杉本君より15㌔も重く頭一つ分高い大きな選手で、闘志をみなぎらせてかかってくるところをがっちりと四つに組み、接戦の末に見事に押し倒しで勝利。会場を沸かせた。決勝は福原丈一朗選手(宇和島)と戦い、立ち合いのタイミングが合わず取り直して惜しくも寄り切られた。準優勝のトロフィーを手に喜びいっぱいで、「しっかり稽古をしていったので自信はあったけど、本当に準優勝できてとてもうれしい。稽古をつけてくれた先生のおかげです。これから投げ技も身につけて、もっと上を目指して頑張りたい」と意欲的に話している。会場で観戦した母の薫さんは「相手は大きな選手ばかりだったのですが、本当に力強い戦いぶりで勝ち進んでくれて、会場も沸いていました。うれしいです」、大会に向けて直接指導に当たった蛯子諒コーチは「基本をしっかりと練習していった成果が出たのだと思います。本当によくやってくれました」と喜んでいる。
5年生の部の前田君は、郡上(岐阜県)の選手に寄り切り、弘前の選手に押し倒し、秋田米代の選手に押し出しで勝利し、5回戦で碓井部屋(富山県)の選手に敗れてベスト16。昨年のベスト32より上に進んだ。6年生の部で初出場の井口君は、2回戦で新発田中条(新潟県)の選手に押し出しで敗れた。
各選手の成績の合計で順位を決める団体戦では、御坊チームとして6位に入賞した。

