7月30日から5日間、県主催のアジア・オセアニア高校生フォーラムが行われた。2年前に日高高校が創立100周年記念事業としてアジア16カ国・地域を招待して実施。昨年、県が主催となりオセアニアも加えた20カ国・地域を招いて開いた。ことしも20カ国・地域から高校生1人ずつ、県内から15人、県外から5人が発表者として参加。また県内10人がチェアパーソンとして司会進行などを行い、合計50人の高校生が、防災、環境、観光文化、情報、国際問題の5つのテーマで意見を交わした。日高からも1年生の中井充歩さんが参加した。
 フォーラムの発表、質問、あいさつなどすべて言語は英語を使用するのだが、毎年、取材の度に自身の英語力のなさを実感する。スマートフォンで英和辞書を用意して、自分で翻訳しようと思うが、そもそも聞き取りが難しい。筆者だけでなく、フォーラム参加者の日本の高校生の中にも聞き取りに苦労している様子が見られる。
 そんな中、先日、在マレーシア日本国特命全権大使の宮川眞喜雄さんが和高専で話した講演の内容が印象的だった。それによると宮川さんも海外研修での言語の壁に悩みを抱えていたが、その解決策となったのは、英語のラジオを聴き続けること。夜寝る時に英語のニュースを流し続けることで、少しずつ英語力が上がってきたという。以前、文部科学省の山中伸一顧問が日高高校で講演した際も、英語は聞くことが最も大事だと訴えていたことを思い出す。
 もちろん単語や文法知識もそれなりに必要だろうし、効果が出てくるには少なくとも1年くらいはかかるだろうが、寝る前や車移動の時間を使って少しずつ試してみようと思う。(城)