今月に入り、御坊署管内で還付金詐欺の被害が相次いでいる。手口はこう。役所や金融機関の職員らをかたって電話をかけ、何らかの還付金が戻ってくると言う。そのまま言葉巧みにATMコーナーへ誘導。犯人の口座に現金を振り込まされてしまう。知っての通りの特殊詐欺。「私は大丈夫」「なぜ、ひっかかるんだろう」と分かっていても、だまされる場合があるという。
お金を払わせる方向か、「もらえる」とだますかの違いはあるが、被害者にさせることは振り込め詐欺と同じ。犯人は携帯電話を持ってATMへ行くよう指示してくる。そして指示の通り操作するよう強調。実際は相手方に振り込み送金することになるにも関わらず、被害者自身の口座に振り込み入金されるものとだまし、さらに個人番号や取扱番号と偽って振り込む金額を入力させる。
聞くと、還付金にはさまざまな種類はあるが、本当に還付される場合は書面が郵送されてくる。「○色の封筒を送った」「手続きはきょうまで」「期限は過ぎているが今なら」と言ってきても、還付金の手続きをATM操作で行うことはない。そうした電話は間違いなく詐欺だと思ってもいい。
例え本当に還付金が戻ってくると信じたとしても、また、いくらせかされても、一度電話を切って冷静になってみよう。もし、それで還付金を逃したとしても、損をするわけではないというくらいの意識でいい。くどいようだが「私はだまされない」という人も被害に遭う。還付金のATMでの返還はなく、携帯電話を持ってATMへ行くよう言われたら詐欺。関係機関に問い合わせたり、まずは相談しよう。あえてもう一度、「だまされないで」。(笑)

