さまざまなメディアで取り上げられ話題になっていたスマートフォンのゲームアプリ「ポケモンGO」が22日から配信を開始した。多くの人が待ち望んでいたほどの人気で、スマホの一アプリとしては異例だろう。
 ポケットモンスターと言えば、1996年にゲームボーイという小型ゲーム機で発売されたのが始まり。それ以降も次々新作が登場。基本的に主人公のキャラクターがゲーム内のフィールドを散策し、モンスターを見つけて捕まえる内容だが、今回のポケモンGOではフィールドが現実世界になるのが特徴だ。アプリを起動すると現実の周辺地図が現れ、移動しているとポケモンが現れる仕組みとなっている。このブームにあやかって、地方の観光名所などにそこしかとれないモンスター「ご当地ポケモン」を設置すれば集客効果が高まり、地域活性化につなげることも可能かもしれない。
 そんな今後の発展に期待したいポケモンGOだが、問題も多い。むしろ問題の方が話題性としては大きい。先行リリースされた海外ではポケモンを捕まえるために不法侵入したり、崖から落ちたり、高速道路で車を止めて事故につながったり。中南米のグアテマラでは射殺される事件も起こっている。
 日本ではいまのところ事件という事件は起こっていないよう。ただ22日に車で走っていると、自転車に乗った子どもがスマホの画面に夢中になり、ふらふらと車道の真ん中に出てくる姿も見られ、近いうちに交通事故のニュースが出てこないか心配だ。
 マナーやモラルで海外から評価される日本人。海外でさまざまな問題が起こっている中も「さすが日本人」と評価されるよう、1人1人が意識を高めてもらいたい。(城)