ここ数日、梅雨が一休みし、真夏のような暑さが続く。クーラーが欠かせない毎日。特に車の中は冷えてくるまで汗が吹き出るサウナのような状態。イライラしがちになり、事故に注意せねばと思っている。
 先月29日から30日にかけ、御坊市内で交通事故が相次いだ。29日は昼間に国道42号の天田橋北詰めで、夜には18㍍道路で、いずれも軽乗用車による単独事故が発生。日が変わった30日未明には日高振興局東の県道交差点で軽自動車と8㌧トラックの衝突事故が起きた。最初の国道42号で発生した分は昼間だが雨で、あとの2件は夜間だった。いずれも大したけが人はなかったようだが、視界不良のなかでの運転は普段以上に集中する必要がある。
 ここ何カ月かの御坊署管内人身事故統計によると、店舗駐車場から出ようとする車と道路を走る車の出合い頭が多発。物損を含めると店舗駐車場へ入る車への追突も目立っている。数年前、国道を走行中に前方のトラックが急ブレーキを踏み、追突を避けて縁石に乗り上げたことがある。トラックの運転手によると、もう1台前の車がいきなり左折したため急ブレーキを踏んだとのことだった。
 右左折時に方向指示器の点灯をしないか、しても遅い車をたまに見かける。右左折時の運転操作は①方向指示器②ブレーキ③ハンドルの順番。もちろん後続の不十分な車間距離が一番の事故原因だし、自分のことを棚に上げるつもりはないが、周囲に心を配り、他の車に気配りができる運転も事故防止には大切ではないだろうか。県内で11日から20日まで、わかやま夏の交通安全運動が展開される。もう一度、自分の運転を見直す機会にしてほしい。(笑)