第98回全国高校野球選手権和歌山大会(7月13日~、紀三井寺公園野球場)を前に26日、日高高校硬式野球部OB会(中村幸嗣会長)主催の激励会が開かれた。ОB会からは甲子園出場の期待を込めて試合用のヘルメット10個が贈られ、ナインも本番へ決意を新たにした。
 グラウンドにマネジャーを含む部員53人とОB会役員ら6人が集合。中村会長は「自分自身、(現役時代に)甘さ、緩みがあったりし、もう少し集中して一生懸命練習していたら結果が変わっていたと反省したことを思い出す。負ける瞬間まで野球一本に集中し、悔いの残らないように頑張ってほしい。600人近いОB全員、皆さんの健闘を祈っている」とあいさつし、矢野嗣恩主将(3年)にヘルメットを手渡した。矢野主将は「このヘルメットを使って僕たちの野球を紀三井寺でやってきたい。優勝してきますので応援お願いします」と力強く述べ、活躍を約束した。