日高郡商工会女性部連合会(湯川順子会長)の研修会が1日、御坊市湯川町小松原の胡蝶蘭生産、出荷、販売「オーキッド美浜」(東裏幸浩代表)で開かれ、各商工会の女性部員ら27人が参加した。
 栽培施設で、支柱に胡蝶蘭を飾りつける「鉢花アレンジメント」と、ワイングラスに花を入れて完成させる「ワイングラスフラワー」を体験。鉢花アレンジメントでは白やピンクの美しい胡蝶蘭がずらりと並ぶ中、思い思いの色を選んで楽しそうに作業していた。
 両体験の前には栽培の様子も見学させてもらい、日高町商工会女性部長の川口明美さんは「立派な花がいっぱいで、美しくて素晴らしかった。胡蝶蘭の手入れの仕方も教えてもらって勉強になりました」と笑顔で感想を話していた。
 オーキッド美浜では小松原と野口の2カ所で合わせて10種類、約6万株の胡蝶蘭を栽培している。この日行われた施設見学、体験のメニューは、ことし夏から秋にかけて開催される日高地方の活性化イベント、御坊日高博覧会(おんぱく)のプログラムの一つになるという。