27年度のみなべ町への「ふるさと納税(ふるさと応援寄付金)」が462件、559万円だったことが町のまとめで分かった。前年度の77万円(18件)に比べて約7倍。返礼品の種類を増やして充実させたこと、通販サイト「楽天」から手続きができるようにしたことなどが増加の要因とみられる。
 ふるさと納税は応援したい自治体に寄付できる制度。同町への件数はスタートした平成20年度は6件、21年度も同じく6件、22年度は4件、23年度8件、24年度9件、25年度は12件と二桁になり、26年度は18件だった。議会から「もっとふるさと納税をPRしてはどうか」という提案があり、昨年度から返礼品の品数を増やし、以前の梅干しだけでなく備長炭、干物、梅酒などを加えて計31品目とした。さらに梅の収穫時期には青梅も追加した。加えて3月からはインターネットの「楽天ふるさと納税」を活用して手続きできるシステムも取り入れた。
 27年度を月別でみると、もっとも多かったのは青梅シーズンの6月で149件、次いで楽天での手続きを開始した3月の88件となっている。納付者を都道府県別でみると、東京が95件、次いで大阪56件、神奈川52件と続いている。金額別では1万円が437件で9割以上。使途別では「梅日本一の元気なまちづくり」がトップで176件、次いで「緑豊かで快適なまちづくり」が85件。関係者は「町の特産品を多くの人にアピールできる機会になった」と喜んでいる。