日高川町土生の清涼飲料水などの製造・販売を行う南海果工㈱(三ツ井隆代表取締役社長)は、新商品「わかやまのお茶」を開発。南紀白浜産の高級茶葉を使用し、旨みを引き出した商品で、今後主力商品として売り出していく。
同社では人気商品「黒豆茶」に続く茶のラインナップを増やそうと、数年前から三ツ井社長が自ら茶葉を選定。江戸時代から栽培され、紀州徳川家にも献上されていた白浜町の日置川上流の市鹿野地区産の茶葉を選んだ。製法にも工夫を凝らし、旨みを最大限に引き出すため約60度の低温抽出を行い、濁りを残すため目が粗い布製フィルター「ネル」を使ってろ過。社員による味の飲み比べアンケートなどを経て、茶本来の渋みの中にも甘味が感じられる商品に仕上げ、和紙をイメージしたパッケージをプリントした。
三ツ井社長は「一般的なお茶に比べて価格が3倍ほど高い茶葉を使用し、独自製法で急須で入れたような味わいに仕上げました。旨みがまったく違いますので、ぜひ飲み比べてください。『うめドリンク』『わかやまポンチ』に続く人気商品に」と期待を込め、開発を担当した品質管理部の鈴木杏奈さんも「有名メーカーのものより多くのタンニンが含まれています。お茶本来の味を楽しんでください」とPRしている。
1本100円(参考価格)。同社のナンカイドリンク楽天市場店でケース販売しているほか、東京のわかやま紀州館にも出品。今後、県内の観光地での販売を進めていく。

