みなべ町は、ため池が決壊した場合の氾濫を想定したハザードマップを作製。町のホームページで掲載している。
 台帳には103カ所のため池が記載されているが、7カ所は埋め立てられ、実際には96カ所。うち受益面積2㌶以上の32カ所について、平成25年度に3カ所、27年度に29カ所で調査し、決壊による被害をシミュレーションした。満水状態の水が流れ出したという想定でハザードマップを作製。水深で色分けして掲載している。町では「大雨が降り続いたり大規模な地震が発生したりした時は、ため池が決壊する恐れがある。万一に備え、家族や地域で避難について話し合ってもらいたい」と話している。ホームページに掲載しているため池は次の32カ所。
 前谷池(筋)、大谷池(熊岡)、下谷池(同)、北谷池(同)、有屋谷池(晩稲)、黒栖谷池(同)、上の谷池(同)、下の谷池(同)、奥谷池(西本庄)、久地池(東本庄)、小倉谷池(同)、八重谷池(同)、滝谷池(滝)、大池(高野)、下谷池(土井)、大池(堺)、五反池(芝)、峰池(埴田)、道免池(同)、小山田池(南道)、五反池(山内)、井正免池(同)、鴨池(同)、大目津池(同)、東谷池(東岩代)、古池(同)、天ヶ谷池(西岩代)、中ノ川池(同)、池ノ谷池(同)、新池(同)、庄門谷池(同)、中ノ池(同)