みなべ町は6日に甲子園球場で行われた阪神―ヤクルト戦で、ことしも「紀州みなべ南高梅ナイター」と銘打ってPR活動を行った。11年目の取り組みで、ことしは世界農業遺産認定記念として実施。セレモニーではうめ娘2人が両軍に梅干しを贈呈したほか、試合前にはPR用の梅干しを来場者に配布した。
 西本庄の井口富雄さん(68)と井口修一さん(68)らが阪神球団の関係者と交流があったことがきっかけで、平成18年から毎年行っている。
 電光掲示板のモニターには「世界農業遺産認定記念 紀州みなべ南高梅ナイター 和歌山県みなべ町」と大きく表示。セレモニーではうめ娘の宮本久益子さん(20)=筋=が阪神タイガースの北条史也選手に、久保景子さん(23)=東本庄=がヤクルトの三輪正義選手に、それぞれ南高梅を手渡した。小谷芳正町長も始球式を行い、バッターボックスにはヤクルトの1番打者比屋根渉選手。ボールはノーバウンドで捕手のミットに収まった。
 試合に先立ち、開門と同時に来場者に3粒入りの梅干しパックや梅の効能の説明入りパンフレットなど5000セットを配ってPR。小谷町長は「来場者から『また、みなべから来てくれたんですね』など声もかけていただき、みなべの南高梅の地名度が上がっているように感じた。これも今までの成果で、今後も続けていきたい」と話している。試合は阪神が2―0で完封勝ちした。