5月15日告示、22日投開票の御坊市長選へ向け、現職柏木征夫氏(75)=市内薗=の後援会事務所が5日に開設した。人を集めたセレモニーは行わず、役員らのみが参加。40日後に迫った本番へ向けて活動の拠点が完成し、臨戦態勢を整えた。今後はミニ集会などで住民に政策の浸透を図っていくことにしており、柏木氏は「安全のまちづくりへ全力で取り組む」と決意をみなぎらせた。
 神事は市内島、18㍍道路沿いの現地で行われ、玉串奉てん、乾杯などして気を引き締めた。
 後援会の吉田擴会長は「これからミニ集会や地区懇談会など、ここを中心にして回っていきたい。我々は非常に出遅れているが、今後は集中的に、告示日までに運動を終わらせるようにスピードアップしながら進めて市長を支えていきたい。どちらが市長にふさわしいかという選挙ですので、この一大事を何とか乗り切って、我々が信じる市長をもう一度押し上げるために頑張りたいので、よろしくお願いします」と支援を呼びかけた。柏木氏は、「きょうほど緊張した事務所開きはない。これまでの選挙のときは大勢の人に来てもらったが、きょうは一騎当千の皆さんに集まっていただき、これからがようやくスタート。最終日目指して一生懸命頑張っていきたいのでよろしくお願いします」と決意を表明した。今後はミニ集会などを中心に住民に政策を訴えていくことにしており、「これまで通り『ぶれない、偏らない、いばらない』を信条に、しがらみのない堅実な市政運営で、安心して子どもを産み育て、年を重ねることのできる安全なまちづくりを進めることを呼びかけていく。多くの皆さんに顔を見せていきたい」と抱負を語った。幹事長の西本和明市議長は「絶対に負けられない選挙で、みんな必死に頑張っている。24年間、財政をしっかり守り、少ない財源の中で施策を実施してきた実績を理解してもらえるよう活動し、市民の良識に訴えていきたい」、選挙対策本部長の向井孝行市議も「24年間の実績を粛々と浸透させていくだけ」と力を込めた。
 市長選は新人二階俊樹氏(50)=市内島=との一騎打ちが濃厚。二階氏は3日に後援会事務所を開設しており、これで両者とも活動の拠点が整ったことで、前哨戦は今後一層活発化していきそうだ。