国の「過疎地域等集落ネットワーク圏形成支援事業」の交付金で地域活性化に向けた取り組みを進めている日高川町三百瀬の「三百瀬元気づくりの会」(小池敬治会長)は9日、子育て支援事業の一環で、地域に伝わるため池についての紙芝居を三百瀬小学校(野田浩道校長)に寄贈した。
三百瀬は日高川流域だが、土地が高いため川から水を引けず、ため池が多い地域となっている。紙芝居はそのため池の一つ新池の物語で、水を引けず困っていた村人を救うため江川の庄屋瀬見善水氏が私財を投じて池を造ったことを紹介。
20年ほど前に当時の小学生が描いた絵にいまの子どもたちが数枚付け加え、地元の中田京子さんがストーリーを考えて完成。寄贈では小池会長が児童会役員に手渡し、東田楓さん(5年)が「ふるさと学習に活用させてもらいます」と受け取った。野田校長は「3、4年生のため池学習の際に、子どもたちに見せたいです」と話している。
紙芝居は三百瀬小のほか各公民館などにも寄贈する。

