県教委は3日、県立高校入試の一般選抜・スポーツ推薦の最終出願状況を発表した。日高地方の3校2分校の10学科(日高総合科学科を除く)は、募集定員720人に対し出願者数645人で、一般出願時より8人増加。定員オーバーは紀央館普通科と同工業技術科で、工業技術科は19人超、倍率1・48倍で公立校の中で最高倍率となった。
 紀央館普通科(定員160人)はスポーツ推薦6人含む166人(1・04)が出願。一般出願より9人減ったが依然定員超過。工業技術科(定員40人)は一般出願で54人とすでに14人超過していたが、最終出願ではさらに志願者が5人増え59人となった。
 日高普通科(定員160人)は一般出願の161人から12人減り149人(0・93)で定員割れ。中津分校(定員40人)は3人増加の39人(0・98)で、定員割れしているものの例年より大幅に増加。南部は普通科(定員120人)が11人増加と日高地方ではもっとも増加が大きく119人(0・99)が出願。一般で2人オーバーだった生産技術科(定員40人)は2人減り定員ちょうど、園芸科、服飾デザイン、龍神分校はいずれも志願者が増加したが、定員割れとなっている。