御坊東ロータリークラブは17日、地元高校在学中それぞれの分野で活躍した卒業予定者をたたえる「御坊東ロータリークラブ賞」の表彰式を行い、ボランティア活動に取り組んだ紀央館と日高の女子生徒6人(2人欠席)に表彰状を贈った。
 新世代奉仕活動の一環で、分野を問わず努力を継続、その業績が卓越していると認められた生徒をたたえ、将来の励みになるよう贈っている。12回目のことし、表彰を受けたのは紀央館生徒会の岡本佳世さん、福田采乃さん、日高JRCの久保井遥奈さん、岡愛美さん、滝本貴美さん、水田千夏さん。紀央館の2人は1年のときから生徒会活動に積極参加し、2年から岡本さんは会長、福田さんは副会長として会を引っ張った。学校全体の活動を盛り上げ、3年生の時は道路清掃、マナーアップキャンペーン、交通安全や同和運動推進の街頭啓発、障害児者サマースクール、支援学校のボランティア教室・講座に参加。学業やクラブ活動にも熱く取り組んだ。
 日高の4人は入部以来、献血ボランティアへの参加、救急救命講習の受講、「寄付パン」への協力、子どもへの読み語りを実施。久保井さんは部長として部をまとめ、岡さんは副部長としてもり立てた。滝本さん、水田さんは熱心に読み語りを練習。作品づくりにも取り組み、それぞれ高校生として自分たちができることをこつこつ実践した。
 表彰式は例会の席上で行い、はじめに森本弘之会長が「それぞれの取り組み、この表彰がこれからの糧になれば。夢に向かって頑張ってください。皆さんのさらなる活躍を期待しています」とあいさつ。新世代奉仕委員長の柏木喜代美さんが実績を紹介し、一人一人に表彰状と記念品が贈呈された。記念撮影のあと、それぞれ喜びを語り、今後一層の活躍を誓った。