日高調理師会(畑木正三会長)で26日、年1回の会員向け調理講習会が開かれ、御坊市本町で和菓子店「湖月堂」を経営する小池佐左夫さん(65)を講師に迎え、白あんに砂糖などを加えて作る練切(ねりきり)と桜餅の作り方を学んだ。
 会員相互の交流と技術の向上を目的に、今回は焼き肉店や食堂、スナックの飲食店、旅館などの調理師約30人が参加。ほとんどの人は本格的な和菓子作りは初めてで、小池さんからレシピ、作り方を教わり、練切は蒸し上がったもち粉の混ぜ方、白あんの練り方など細かくアドバイスを受けた。
 飲食店を経営する女性は「和菓子は初めてですが、とても分かりやすく教えてくださったので楽しかったです。家でも作ってみたいと思います」と笑顔だった。