和歌山工業高等専門学校(堀江振一郎校長)は4日、名田中学校連携事業として色素太陽電池実験を行い、名田中2年生18人が参加した。
 指導は物質工学科の網島克彦教授で、学生もサポート。色素太陽電池は、一般的に普及しているシリコンから作られる電池と異なり、二酸化チタンと色素から作られる。実験では二酸化チタンを焼き付けたプレート電極に色素をたらし、電子オルゴールを鳴らしてみて電力が作れたかどうか確認。色素を変えたりするなどして実験し、生徒たちは、新たな発電技術に驚きながらも、楽しそうに取り組んでいた。