県フットサル連盟の本年度3部リーグで、日高地方から参戦しているFALLEGRO(ファレグロ)が見事初優勝を飾り、来シーズンからの2部昇格を決めた。日高高校と紀央館高校のサッカー部OBが中心の20~30代の若手メンバーで、今季は8戦全勝。得点ランキングでも上位4位まで独占しており、他を圧倒した。「1部昇格」が合言葉で来季は2部優勝を狙う。
 3部リーグは県内の5チームが参加し、4月に開幕。2回の総当たりで争っている。FALLEGROは22日に行われた第9節で勝利し、8戦全勝。リーグは最終節(12月13日)が残っているが、早々と優勝を決めた。総得点40点、失点14点の得失点差26点を誇り、全試合2点差以上で勝利するなど相手を寄せ付けなかった。
 第9節終了時点の得点ランキングでは、中村洋朗選手が13得点で単独トップ。10得点で2位タイの上西涼選手と宮本歩選手、4位タイに竹本隼佑選手とFALLEGRO勢が独占している。森幹也代表兼主将は「3部リーグ優勝はあくまで通過点。能力の高い選手が増えているので、1部昇格を目指して頑張りたい」と張り切っている。
 両校OBを中心にメンバーの友達も加え、23歳から32歳の16人で構成。フットサル専門のチームとして活動している。練習は毎週木曜日に御坊中学校で行っている。経験者、未経験者問わずメンバーを募集しており、興味のある人は事務局の中家慎佑さん℡090―1580―3928。FALLEGROのメンバーは次の皆さん。
 森幹也(代表兼主将)、小川祐司、大川拓哉、田ノ岡宏彬、鵜飼浩志、山本龍ノ介、山口哲、宮本歩、上西涼、狩谷晃司、小山翔平、玉井善明、石原大嗣、中家慎佑、竹本隼佑、中村洋朗