警察、学校、鉄道関係者らが駅や電車内でのマナー向上を呼びかける「きのくに・さわやかマナーアップキャンペーン」の啓発活動が19日、JRの御坊駅と印南駅で行われた。
 御坊駅では御坊署員や少年補導員、青少年センター職員、JR職員と日高、紀央館高校の教員、生徒ら合わせて約50人が参加。駅利用者に「ストップ マナー違反〓」と書かれた啓発用のポケットティッシュを爽やかな笑顔で配り、携帯電話の迷惑使用やゴミのポイ捨てをしないよう訴えたほか、紀央館高校生徒会の前海音会長(2年)は駅構内のアナウンスで「安心、快適に駅や列車を利用できるよう、一人一人が思いやりの心を持ちましょう」と協力を求めていた。
 キャンペーンは16日から27日まで。県内14警察署の管轄区域ごとにJRや南海電鉄の駅で実施される。参加した紀央館高校1年の森航大君は「駅や電車内だけでなく、〝ながらスマホ〟は危険。やめてほしいです」と話していた。