日本の平均寿命は男性が81歳、女性が86歳。100歳以上は5万人いるが、うち女性が8割、男性が2割。女性が長生きするのは周知の事実だが、ちなみに夫は妻が先に亡くなってしまうと、平均で3年後に死亡。逆に妻は夫が先に亡くなると、20年間は生きるそうだ。
先日、日高町敬老会で講演した大村崑さんがそんなデータを紹介。その大村さんは、健康で長生きするためにはストレスをためないことが大切だと話していた。つまり、ちょっと寂しい気はするが、妻は夫の死亡でストレスから解放され、逆に夫は妻の死亡でストレスがたまってしまうということだろう。
なぜ、妻の死亡で夫はストレスがたまるのか。もちろん愛しい人が亡くなるのは精神的にも大きなショックであるが、いままで妻がしてくれていた料理や洗濯、アイロン、掃除など身の回りの世話を全て自分でしなければならなくなる負担も大きいのだと思う。それまで妻に頼りきり、まかせっきりだった〝天罰〟と言われるかもしれないが、それではあまりにも男性陣には、情けない話である。
じゃあ、どうすればいいのか。日ごろから料理を作ったり、掃除をしたりなど、家事や炊事を積極的にやっておけば、もしもの場合でも困らずストレスは軽減される。いまの若い世代は、家事を分担している人もいると聞くが、亭主関白のような男性は、一切を妻にまかせきりという人も多いだろう。そういう筆者も料理以外はしたことがないが、健康で長生きするためにも、ぜひいまのうちから家事や炊事を覚えて、やっておくことをおススメしたい。自分自身のためであり、妻にも喜んでもらえ一石二鳥である。 (吉)

