納税道義の高揚に貢献したとして、公益社団法人御坊納税協会副会長で日高納税貯蓄組合連合会会長の梅本光洋さん(64)が27日、大阪国税局長表彰を受けた。
 梅本さんは総合衣料品店の「ウメヤ」を経営する傍ら、平成9年5月に同協会の常任理事、同連合会の監事に就任して以来、納税思想の向上や組織の拡充・強化に努め、特に同連合会が主催する「中学生の税についての作文」の募集で積極的な活動を展開。ここ14年連続で90%を超える日本一の作文応募率を維持し、将来を担う若年層や地域住民の税に関する意識を高めているほか、18年にはオークワロマンシティ御坊店同友店会の会長として消費税完納推進の街宣言の実施に力を尽くした。表彰状を手に「作文の応募については校長先生ら学校の皆さんのおかげ。内容のレベルも高くなり、うれしい限りです。租税教育の大切さを広め、これからも頑張りたい」と話している。