日高地方を舞台に県内で初開催される「みやこひめ御坊日高博覧会2015(通称みやこひめ御博)」は、24日の開幕まであと8日と迫り、早くも定員いっぱいのプログラムが出るなど好評だ。1万部印刷した公式ガイドブックはほぼ手に入らない状況となっており、人気の高さをうかがわせている。御坊の町屋minoricaに開設した事務所にも問い合わせが多く、実行委員会ではうれしい悲鳴を上げている。
 実行委員会によると、32のプログラムのうち、すでに定員がいっぱいになっているものがあるという。もう少しで満杯になる催しもたくさんあり、とくに期間限定のイベントは早めの申し込みを呼びかけている。
 すべてのプログラムの内容や案内人、申し込み先を掲載している公式ガイドブックは1万冊作製し、プログラムを提供するパートナーや関係機関に置いていたが、反響の大きさを反映して品薄状態となっている。予約スタートの今月1日に御坊市薗、小竹八幡神社近くの御坊の町屋minorica内に開設した事務所には、正午から午後4時まで毎日スタッフが詰めており、問い合わせなどに対応している。公式Webサイト(http://goonpaku.jp/)も開設してガイドブックと同じ内容で掲載しており、利用を呼びかけている。
 実行委員会広報担当の阪本琢磨さんは「各プログラムとも予約は順調で、予想以上の反響の大きさに、みんなうれしい悲鳴を上げています。ガイドブックが品薄で迷惑をかけていますが、ホームページでも確認できますので、予約が埋まる前に早めの申し込みをお願いします」とPRしている。御博についての詳しい問い合わせは事務局℡0738204972。
 みやこひめ御博は、住民が主役となって楽しい体験プログラムを提供する新しい地域活性化イベント。11月22日までの30日間、日高地方全域で32のプログラムを用意しており、地元の魅力再発見と県外からの観光客への情報発信が期待されている。