由良町の白崎海洋公園に11日、全国各地から日本を代表するスポーツカー、ニッサンフェアレディZが集結した。美浜町内で週末限定のゲストハウスを経営する男性(59)が企画したイベントで、白い岬の公園内にオーナー自慢の愛車がずらりと並び、「Z」型に並べての記念撮影も行われた。
 「Zで行こら、和歌山へ」と題した県内最大規模のオフ会で、地元の日高地方はじめ遠くは千葉、東京、大分、福岡から参加した人も。2年ぶり2回目の今回は美浜町の煙樹ケ浜に88台が集まり、一列に並んで記念撮影のあと、白崎海洋公園へ移動し、Zを愛する仲間同士、ランチで交流した。
 海洋公園のZ文字は84台でつくられ、最新型のZ34やZ33のほか、70年代に人気を博した初代S30型、80年代に登場した3代目Z31型も。心配された天候も雨は降らず、公園では幅広い年代のオーナー、Zファンが写真を撮ったりしながら楽しいひとときを過ごしていた。