結核予防週間(24~30日)に合わせ、御坊保健所(松本政信所長)は25日、御坊市のオークワロマンシティ御坊店前で街頭啓発を行った。
 職員4人が出入り口に立ち、買い物客らにリーフレット、マスク、ティッシュの啓発物品を配布。空気感染する結核の予防や早期受診を呼びかけた。平成26年中の県内新登録患者数は190人。人口10万人に対する罹患率は19・6で、全国ワースト3位となっている。
 同保健所管内では22人。罹患率は34・2と高く、特徴としては高齢者が多く、受診や発見の遅れがみられるという。由良町の50代女性は「病名を聞いたことがあるぐらい。これを機に気をつけたいですね」と話していた。