県温泉協会(会長・井澗誠白浜町長)のスタンプラリー企画が今月1日からスタートした。協会発行のスタンプラリー冊子に掲載されている温泉施設3カ所に宿泊、または日帰り利用してスタンプをもらい、応募はがきのアンケートに答えて応募すると、抽選で200人にクオカードが当たる。「美人の湯」で知られる人気の龍神温泉も、季楽里龍神や龍神温泉元湯など4カ所が参加している。
 スタンプラリーの開催は昨年度に続いて2回目。好評につき、ことしは国体開催時期に合わせてイベントの期間を2カ月から6カ月(来年2月まで)に延長し、賞品当選者数も100人から200人に倍増した。温泉協会加盟の会員施設の利用促進、地域の活性化を目的とし、スタンプラリー冊子には正会員97事業者のうち55の温泉施設が紹介されている。
 紀北エリアでは和歌山市毛見(マリーナシティ)の天然紀州黒潮温泉、紀の川市神通の神通温泉など、有田・日高地方の紀中エリアでは有田川町修理川のかなや明恵峡温泉、湯浅町青木の湯浅城、広川町下津木の滝原温泉ほたるの湯、日高川町初湯川の美山温泉愛徳荘、同町高津尾の中津温泉あやめの湯「鳴滝」など7施設。全国的に有名な白浜温泉は19のホテル、旅館、民宿、温泉施設が参加しており、「日本三美人の湯」として有名な龍神温泉は、龍神村龍神の季楽里龍神、龍神温泉元湯、下御殿、同村西のまごころの宿丸井旅館の4カ所でスタンプをもらえる。
 ルールは、冊子に掲載されている温泉施設3カ所(同じところは不可)に宿泊、または日帰り利用のうえ、応募はがき(冊子についている、切手必要)にスタンプを押し、はがきに書かれているアンケートに答えて応募すると、抽選で200人に2000円分のきいちゃんのイラスト入りクオカードが当たる。
 冊子はラリー参加温泉施設のほか、観光案内所や道の駅などにある。イベント期間は来年2月末まで。詳しくは県温泉協会ホームページ(http://www.wakayama-onsen.jp/)、県温泉協会事務局(県環境生活総務課)℡073―441―2674。