みなべ町備長炭生産者組合(森口道夫組合長)は東京で6日に催された目黒さんま祭り(品川区・目黒駅前商店街振興組合主催)に参加し、サンマ6000匹を焼く燃料として備長炭を提供した
 古典落語「目黒のさんま」にちなんだ、全国的にも知られているイベント。以前は燃料におが炭が使用されていたが、みなべ町は平成21年に「サンマを焼くなら紀州備長炭が最適。ぜひ使ってほしい」と主催者側に提案。以後毎年参加しており、ことしで7回目となる。 
 今回も備長炭255㌔を使い、次々とサンマが焼き上げられた。来場者らはおいしそうに口に運び、秋の味覚を楽しんでいた。地元のスタッフからも「火力があって火持ちもいい。おいしく焼き上がった」と好評だった。会場にはブースが設けられ、特産の備長炭や梅製品などを販売してPRした。