日高川町は水害や地震などの災害時に備え、避難所や重要な防災拠点となる施設への太陽光発電・蓄電池整備を進めている。平成25年度に日高川交流センターに整備し、本年度は役場本庁と美山地区の保健福祉センターで行う。避難してきた住民への照明などの電力提供、防災拠点では情報通信などに使うための電力を確保する。施設にはもともと重油などを使う発電機は備えているが、長期の停電の場合は燃料がなくなる可能性もある。太陽光発電と蓄電池なら天候に左右されるが、電力の消費を抑えることなどで必要最小限の電力は確保できるだろう。
電気は普段当たり前のように使っているだけあって、なくなると困る。先月の台風11号により日高地方各地で停電が発生した。筆者が住んでいる地域でもあったのだが、これまではすぐに回復していたためそれほど困ったことはなかった。しかし、そのときは夜から朝まで数時間続いた。困ったのが、台風の風よけのため自動車を入れていた倉庫の電動シャッター。手で開けようとしても動かず、しかたなく外に止めていた家族の車で出社することになった。電動シャッターは上部に手動用のハンドルがあるとあとで知ったが、発電機があればコンセントにつないですぐに対応できただろう。
災害時の電力確保は各家庭でも重要だ。太陽光パネルを取り付けている家庭は多いと思うが、蓄電池がなければ夜間や雨天時は心もとない。保管は難しいが、ガソリン燃料の発電機、また最近ではカセットボンベを使う発電機なども販売されている。ただ価格が数万から十数万円と高価で、なかなか手が出せない。とりあえず筆者は安価なハンドル手回し式充電器を用意している。 (城)

