由良町食生活改善推進協議会(原美千代会長)の研修会が29日に中央公民館で開かれ、メンバー10人が参加した。
自主的な調理実習で、ことし3月には豆腐作りを行ったが、やや硬い仕上がりとなったため、再チャレンジ。今回は時間に余裕を持って作れるように、材料の大豆を約半分の1升にして行った。事前に水に浸しておいた大豆をミキサーにかけて「生呉(なまご)」にし、鍋で煮たあと、布袋で搾った。この搾り汁が豆乳で、布袋に残ったのがおから。豆乳にはにがりを入れて豆腐の形にするため「作り器」に流し込んで重しをかけてしばらく待ったあと、取り出して水で冷やして完成。原会長は「今回はまずまずで、ふんわりとした豆腐が出来上がりました」と笑顔で話していた。おからもネギやニンジン、コンニャクを入れて炒め、味付けした。
同協議会は現在、メンバー24人。定期的に研修会を開いている。新メンバーも募集しており、詳しくは事務局の町住民福祉課℡0738―65―0201。