先日、小学1年生のおいが自転車に乗って自宅へ遊びに来た。頭から滝のように汗を流しながらも、平気な表情を見せる姿がほほえましい。成長がうれしいのと同時に、事故に遭わないか心配になった。小学生のころ、自転車で側溝に落ちた経験がある。通りがかった人たちに助けてもらい、幸い顔をすりむいただけで済んだが、そ時の恐怖は今でも覚えている。
 さて、11日から20日まで「わかやま夏の交通安全運動」が展開されている。運動の重点は「子供と高齢者の交通事故防止」「飲酒運転の根絶」「自転車の安全利用の推進」。ご存知の通り、6月1日の道路交通法改正で自転車運転者講習制度が始まり、危険な違反行為を繰り返した人に安全講習の受講が義務付けられている。3年間に2回以上摘発された場合に講習の対象となり、受講しないと5万円以下の罰金が科せられる。
 平成26年中に発生した県内の自転車事故件数は509件。4人の犠牲者が出ている。夏の交安運動でも「車道が原則・歩道は例外」「車道は左側通行」「歩道は歩行者優先で車道寄りを徐行」「安全ルールを守る」「子供はヘルメットを着用」の「自転車安全利用五則」を守るよう注意喚起。1件でも事故が減るよう願いたい。
 そもそも自転車運転のルールを守るのは厳しい取り締まりがあるからではなく、事故に遭わない、巻き込まれない、起こさないため。命の危険につながるのはもちろん、事故の損害責任を負う。ニュースを見ても、自転車が歩行者にけがをさせて加害者になり、高額な賠償責任を負うケースが発生している。自転車保険への加入も大切な備えだが、まずはルールとマナーアップに努めよう。(笑)