和歌山工業高等専門学校(堀江振一郎校長)に留学している中国の上海電機学院の学生14人は7日、御坊市の柏木征夫市長を表敬訪問した。
 柏木市長は留学生らを歓迎し、御坊市の概要や道成寺の髪長姫伝説など説明。市長室に飾っている写真なども紹介し、最後に市民大学「はまぼう学園」の学生らが作った紀州手まりをプレゼントした。羅佳楽(ルオ・チアル)さん(20)と李松陽(リ・ソンヤン)さん(21)は「御坊市は静かでとても美しいまちで、みんなフレンドリー。滞在中は機械、電子、情報分野での先端的な設備と実験方法を学びたい」と話していた。
 一行は4日に来日。和高専の授業に参加したり、学生と交流、大阪や京都などを観光し、14日に帰国する。