U―11(小学5年以下)サッカートレセンの県代表13人が決まり、日高地方からはエストラッサ湯川のゴールキーパー、馬部壮太良選手(湯川小5年)が選ばれた。セービングのうまさのほか、抜群の瞬発力を生かした積極的な飛び出しが高い評価を受けた。今月20日の練習会、27日には関西トレセンリーグのエキシビジョンマッチに参加し、他府県代表と対戦する。
 身長148㌢と特別長身というわけではないが、キャッチングやセービングがうまく、とくに接触プレーを恐れない果敢な飛び出しが高く評価された。約40人が参加した選考会では、トレーニングや試合形式で一人一人の動きがチェックされ、キーパーは5人の中から今回選ばれたのは馬部選手を含めて2人だけ。
 3年生の終わりごろからキーパーに転身。「シュートを止めたときが一番気持ちいい」とやりがいを感じている。「課題はゴールキック。狙ったところへ蹴れるようにもっと練習したい」と自己分析し、トレセン県代表入りに「選ばれてうれしい。試合ではシュートを止めて無失点に抑えたい」と張り切っている。エストラッサ湯川の藤田潔監督は「チームから選出されてうれしい。潜在能力があり、いい経験を積んでもっと上を目指してほしい」とエールを送っている。
 エキシビジョンマッチは、大阪堺市立のJグリーン堺で行われ、県代表は京都と大阪代表と交流戦を行う。