県高校総合体育大会柔道競技の部は先月30日から1日までの3日間、白浜町立総合体育館で行われた。日高地方勢は、紀央館が女子団体戦で4年連続16回目のV、同個人戦でも7階級中5階級を制覇し、そろって夏のインターハイ(8月8~12日、奈良県天理大学杣之内第1体育館)出場を決めた。男子では箕島の地元2選手が大活躍を見せ、それぞれ団体、個人のインターハイ切符を獲得した。
男女とも団体戦と個人戦7階級で熱戦が展開され、インターハイ出場権(いずれも優勝のみ)が争われた。
女子団体戦には9チームが出場。紀央館は予選リーグで貴志川、粉河にいずれも3―0で快勝。決勝トーナメントでは準決勝で県和歌山商を3―0で破り、決勝は箕島を2―1で退けた。先鋒・西川美成(1年)、中堅・松田なみき(3年)、大将・山本七海(同)、補欠・阪部りり子(同)の4選手で試合に臨み、準決勝までは3選手が全勝。決勝では山本選手が抑え込みで一本勝ちし、4連覇を決めた。山本選手は「(優勝候補だったので)優勝できてホッとしています。みんなが自分たちの役割を果たせたと思います」と振り返り、インターハイへ向けては「去年ベスト16だったので、それ以上を目指したい」と力強く抱負を語った。
紀央館女子勢は優勝の5選手を含めて計12選手が上位入賞を果たした。優勝したのは52㌔級の阪部選手、63㌔級の山本選手、70㌔級の西川選手、78㌔級の松田選手、78㌔超級の榎美祐選手(2年)。山本、松田両選手が3年連続3回目、阪部選手が2年連続2回目で、西川、榎両選手は初のインターハイ出場となった。阪部選手は「去年がベスト8だったので、ベスト4以上を狙いたい」、山本選手は「これまでで最高のベスト8以上を目指したい」、西川選手は「まずベスト16が目標」、松田選手は「去年が3位。ことしは優勝、準優勝へ向けて頑張りたい」、榎選手は「1回でも多く勝ちたい」と、それぞれ大舞台での活躍を誓った。
男子団体戦は15校が熱戦を展開し、箕島が優勝。箕島は予選リーグで貴志川、神島をいずれも5―0で下し、決勝トーナメントでは準々決勝で近大和歌山を4―0、準決勝で初芝橋本を3―0。決勝は和歌山北を2―1で破った。地元勢では北田雄海選手(2年、美浜町)が中堅で全5試合に出場。4勝1引き分けの活躍で優勝に大きく貢献した。4勝のうち、得意の寝技や大内刈りによる一本勝ちで3勝。個人戦100㌔級でも、インターハイ切符は逃したものの3位に入った。
箕島男子勢では、個人戦の66㌔級で波戸真一選手(3年、御坊市)が優勝。初戦、2回戦、準々決勝と3試合連続で危なげなく一本勝ち。準決勝は優勢勝ちし、決勝では初芝橋本の選手を一本背負いの一本で破り、2連覇を達成。団体の北田選手とともにインターハイ出場を決めた。
北田選手は「団体戦は引き分けた決勝以外はいい試合ができました。インターハイでメンバーに入ることができれば、自分が勝ってチームに貢献したい。大会までにもっときっちり一本取れる技を身に付けたい」と力を込め、波戸選手は「自分のペースで戦えて納得のいく試合ができました。全国大会で勝つことを目標にしてきたので、大会まであと2カ月間、自分を追い込んで練習を積み、上位を目指していきたい」と意気込みを示した。
個人戦では、女子48㌔級で小松涼選手(紀央館1年)と小久保夢選手(同2年)が3位。同52㌔級で北田弥有選手(同1年)と波戸光選手(箕島2年、御坊市)が3位に入った。同57㌔級では中村天音選手(紀央館1年)が2位、上東未来選手(同2年)が3位。同70㌔級では上野麻穂選手(同1年)が2位、玉井佑風選手(同1年)が3位と健闘を見せ、78㌔超級で三原珠梨香選手(日高中津2年)が3位となった。

