日高川町高津尾の中津村森林組合(柏木一夫代表理事組合長)は、ことし3月29日で発足50周年を迎え、6月21日には記念イベントとして感謝祭が催される。節目に際し、柏木組合長は「これからも組合員、地域住民の皆さまとのつながりを大切に地域振興に取り組んでいきます」と話している。
中津村森林組合は、昭和40年3月29日、船着村森林組合と川中村森林組合が合併して誕生。57年に木材加工センターを開業した。長年にわたり森林の整備や管理、製材などの業務で、環境整備と地域の基幹産業の一翼を担うとともに、雇用に大きく貢献。近年は、住宅への無垢材(合板や集成材ではなく、使用する形状で丸太から切り出した木材)の使用量も減り、海外輸入材に押されて、国産木材価格が最盛期の3分の1程度に下落、全国的に森林荒廃も進むなか、地域の将来を見据えた事業を展開している。現在は川辺町、美山村、印南町の3森林組合と合併協議を進めている。組合員数は432人、役員は理事11人、監事3人。
21日の感謝祭は、当日の総会に合わせて、日高川町合併10周年記念事業として午前9時から午後3時まで開催。多くの人に森林資源に親しみ、感謝の気持ちを感じてもらおうと企画した。「人と森を守ろう」をテーマに、イス作りなどの木工体験、ログ製品や林業・農業機械の展示販売、バーベキュー体験、模擬店、もちつき体験など小さい子どもから大人まで楽しめる催しを盛りだくさん企画している。
柏木組合長は「50周年を迎えることができましたのも、組合員、地域住民の皆さまのおかげと感謝しています。今回50周年の節目に、地域交流の場として森林組合の一面を見ていただきたく、森林と木材にふれあえる機会を企画しました。多くの皆さまの来場を心からお待ちしています」と話している。

