紀州日高漁業協同組合(松村徳夫組合長)は24日、御坊市の塩屋漁港で恒例の朝市を行い、新鮮な魚を求めて大勢の人が訪れ活気があふれた。
 地元産の鮮魚を格安販売して漁業振興につなげようと毎月第4日曜日に行っており、この日はちょうど4周年を迎えた。記念イベントの抽選もあることからいつも以上の人が開場前から行列をつくり、スタートと同時に売り場へまっしぐら。イサギ、タチウオ、サバ、イカ、タコなど鮮魚のほか加工品も飛ぶように売れていた。毎回楽しみにしているという御坊市の女性(63)は「おいしい魚が安く買えて本当にうれしいです」と笑顔がはじけていた。松村組合長は「多くの人に来ていただいてありがたい。これからも続けていきたい」と話していた。