世界農業遺産登録に取り組んでいるみなべ町と田辺市で、21日から国連食糧農業機関(FAO)の調査担当者が現地調査を行っている。22日まで。
訪れた担当者は阿部健一氏(総合地球環境学研究所研究高度化支援センター教授)、ダニエル・ナイルズ氏(同所研究推進戦略センター准教授)=アメリカ=、ヴァファダーリ・カゼム(立命館アジア太平洋大学准教授)=イラン=の3人。
最初の訪問先となった田辺市の紀州石神梅林では、地元住民約50人が「FAO」の小旗を振って歓迎した。真砂充敏市長は「梅の収穫期を迎え、小梅が最盛期。梅だけでなく、この地方の自然や歴史、文化も視察してほしい」とあいさつした。このあと、申請している「梅システム」で、梅林を取り巻く生物の多様性などについて県職員らが説明。その後、実際に梅林を見学した。初日はこのほか秋津野ガルテン(同)、県うめ研究所(みなべ町)なども訪れた。2日目には備長炭振興館(同)、南部高校などを訪れ、意見交換も行う。

